人との出会いが、人生を変える
久しぶりに会った人から、「少し変わったね」と言われたことはありますか。
自分では気づかなかった変化を、その人は見ていてくれた。そんな一言から、以前の自分を思い出すことがあります。
人生の学校、
水曜日はご縁の授業です。
今日は、あなたの歩みに影響をくれた人のことを、少しだけ考えてみましょう。
変化の始まりは、小さな会話かもしれない
人生が変わった出来事を振り返ると、
そこに誰かの言葉が残っていることがあります。
新しい仕事を教えてくれた人。迷っていた時に話を聞いてくれた友人。
何気なく「一緒に行ってみない?」と誘ってくれた人。
その場では、特別な出来事だと思わなかったかもしれません。それでも、会話をきっかけに一歩踏み出し、後から「あれが始まりだった」と気づくことがあります。
もちろん、誰かに出会えば必ず人生が変わるわけではありません。相手の言葉を受け取るかどうか、その後どう動くかは、自分にも委ねられています。
だから私は、出会いそのものと同じくらい、出会った後の時間を大切にしたいと思うのです。
ご縁は、出会った後にも育っていく
人と親しくなる時、劇的な出来事が起こるとは限りません。
以前話したことを覚えていてくれる。忙しい時に「最近どう?」と連絡をくれる。こちらも、相手が話したい時には少し時間をつくる。
そうした小さなやり取りの中で、安心して話せる関係が育っていきます。
反対に、親しくなるほど言葉を省いてしまうこともあります。「この人なら分かってくれる」と思って、感謝も説明も後回しにする。私も、近しい人にほど甘えて、伝えるべき一言を飲み込んだことがありました。
大切に思っている気持ちは、相手には見えません。だからこそ、時々言葉にする必要があるのでしょう。
「あの時、話を聞いてくれて助かったよ」。それだけでも、自分が覚えていることは伝わります。
感謝を伝えるにも、相手との距離がある
ただ、思い浮かんだ人全員に、今すぐ連絡しなくても大丈夫です。
長く会っていない人もいれば、今は距離を置いた方がよい関係もあります。過去に助けてもらったことへの感謝と、今も親しく付き合うかどうかは、別に考えていいのです。
まずは「あの人のどんな言葉や行動が、自分に残っているだろう」と振り返ってみてください。そして、今も安心して連絡できる人なら、気負わず短い言葉を届けてみましょう。
立派な近況報告も、特別なお礼もいりません。
「この前ふと思い出したよ。あの時はありがとう」。そんな一言の方が、かえって届くこともあります。
今日の宿題です🖊️
今日、一人だけ思い浮かべる
あなたの人生に影響をくれた人を、一人だけ思い浮かべてください。何をしてもらったか、その後あなたがどう変わったかを、心の中で言葉にしてみましょう。
そして伝えられる相手なら、「あの時、ありがとう」を一言だけ。
ご縁は、出会った瞬間だけで決まるものではありません。今日の小さな言葉から、また少し育っていくのだと思います。
また水曜日に、ご縁の話をしましょう。
人生の学校|ご縁担当 ゆい先生